Photo by Toshiaki.Usami |
──2009年の新設住宅着工戸数が45年ぶりに80万戸を下回るなど、逆風が吹き続けている。景気の見通しは。
政府は今後も景気回復の施策を打っていくだろう。今年末頃から回復してくるのではないか。とはいえ、急回復はありえず、12年頃にようやく08年水準に戻る程度だろう。
──景気回復に向けて、今年1月末から住宅版エコポイント制度が始まった。どれほどの業績寄与を見込んでいるのか。
どれほどの景気浮揚効果があるかは未知数。「期待している」というより、「しっかりと準備はしている」というのが正直なところだ。
とはいえ、住宅版エコポイントの意義は大きい。あまり注目されることのなかった「窓の性能」を消費者に知ってもらうよいチャンスだと考えている。