お金持ちの家に生まれ育ち、大学を卒業して間もなく結婚。3人の子どもを授かるも離婚した。実家に出戻ったものの、父親の会社が倒産し、49歳で住む家を失ったついには預金通帳の残高がほぼ0円に…… それまでとはうって変わって赤貧生活に陥り、裸一貫で整体院で働くようになった。自分の力で人生を切り拓いてきたとき、今度は末期寸前のがんを患うことに。そんな波乱の人生を乗り越えて「今がいちばん幸せ!」と断言する『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)の著者が、毎朝起きるの楽しくなるライフスタイルを【人間関係】【食事】【睡眠】【健康】【メンタル】【ファッション】【インテリア】 【パソコン】とテーマごとに紹介する。
※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【71歳ひとり暮らし】年齢とともに増える体重にどう対処するか?写真:川瀬典子

ベスト体重を維持できれば
いつも快調でいられます

私が食べすぎないように気をつけているのには、理由があります。常に体重を一定に保つことでベストな体調でいることができるからです。

私はストレッチや筋トレに関する仕事をしていることもあり、自分の体の変化に敏感なほうです。

日ごろ、厳しい体重管理をしているフィギュアスケートの選手が、「体重が100g増えただけで、ジャンプのときに体が重く感じる」と言うのを聞いたことがありますが、レベルこそ違えどそれと似た感覚だと思います。

「体がなんとなく重く感じる」

100gとは言わないまでも、ちょっと食べる量が増えると体重が300gくらい増え、そうなると体がなんとなく重く感じ、そのうちお腹のまわりにドーナツ状に贅肉(ぜいにく)がのってくるのが感じられます。

それってつまり「私のベスト体重ではない」ということなのだと思うのです。とはいえ、自分にとってベストな体重というのは意外とわからないものですよね。

20代とか30代のスレンダーだった過去の自分を振り返れば、「そりゃ欲をいえば45kg、少なくとも47kgまで落としたい」なんて思うのが女ごころというものです。

自分に合ったベスト体重

実は私にも、そんな惑いの時期がありました。そこでいろいろな食べ方をして意識的に体重を増減させ、自分にいちばん合っていると感じた体重を「ベスト体重」に決めることにしたのです。

結論から言うと、どんなに頑張っても、30代のころの体重には戻りませんでした。

少し残念な気持ちもしましたが、意外と「これも自然の摂理なんだな」と受け入れることができました。

自然の成り行きに
逆らわないで

かつての自分を理想として掲げるよりも、「今の私」の心地よさを優先することのほうが大事だなと思ったのです。結果として、身長158cmの私の現在のベスト体重は49.5kgということがわかりました。

71歳という年齢からすると、体重的には軽い方かもしれません。さすがに50代まで60cmだったウエストは、ここ数年で65~68cmとサイズが大きくなりました。

でも、そのことはあまり気にしていません。自然の成り行きなのですから。

自分の体の変化を
前向きにとらえましょう

そもそも洋服の規格自体が大きくなっていると思いませんか? 私が女子大生だった昭和40年代、いわゆるMサイズ(9号)のスカートやパンツの規格はウエストが60cmでした。

それが昭和の終わりごろには63cmになり、今では67~70cmくらいになっています。

そこで私は、自分に都合のいいように解釈します。「私の体、時代に合わせて変化してる」って。そうやって楽しく考えるようにしたほうがいいと思うんです。

※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。