「ディスガイア」を手掛ける
ゲーム会社が3位

 3位は、ゲーム開発会社の日本一ソフトウェア(岐阜県各務原市)。平均年収は374.0万円、平均年齢は34.2歳だった。社名「日本一」の読み方は「にっぽんいち」。手掛けているタイトルには「魔界戦記ディスガイア」シリーズなどがある。

 なお同社には、岐阜県内で学生寮の運営などを行っている傘下企業が存在する。グループ全体で見ると、ゲーム開発と学生寮の運営という事業ポートフォリオの組み合わせは極めて珍しいといえる。

 4位は、作業着や安全靴、医療用白衣といった業務用衣料品を販売するユニフォームネクスト(福井県福井市)。平均年収は378.6万円、平均年齢は31.1歳となっている。

 5位は、食品スーパーなどを展開するオーシャンシステム(新潟県三条市)。新潟県内で「チャレンジャー」というスーパーマーケットを運営している企業だ。このほか、神戸物産が運営する格安食品チェーン「業務スーパー」のフランチャイズ展開も行っている。平均年収は381.1万円、平均年齢は40.8歳だった。

 6~10位は、新潟交通(388.5万円)、エフビー介護サービス(393.7万円)、タカチホ(398.2万円)、雪国まいたけ(399.4万円)、AFC-HDアムスライフサイエンス(404.7万円)と続いた。

 著名な企業を見てみると、ツナの缶詰「シーチキン」を販売するはごろもフーズ(472.9万円/31位)、中古品の買い取り・販売事業を手掛けるハードオフコーポレーション(499.6万円/43位)などがランクインしていた。

 そのほかにも、「亀田の柿の種」「ハッピーターン」といった人気の菓子を製造販売する亀田製菓、22年に前社長の“辞任騒動”が問題となったアウトドア用品メーカー・スノーピークなどがランクインしていた。各社の順位と平均年収は、どうなっているのか。ぜひ、次ページ以降のランキングを確認してほしい。

(ダイヤモンド編集部 濵口翔太郎)