リライトで意識したい「3つのポイント」
削除したのは、かつてライターさんに作成してもらった量産型記事の中でも、Googleのサーチコンソールで見たときに「アクセスもあまりなく、読者の読了率も高くないもの」です。
これはいわば、「Googleにも、読者にも評価されていない記事」。リライトする手間をかけるほどのものでもありませんから、思い切ってすべて削除しました。
一方でリライトしたのは、自分で読み返してみて「イマイチだな……これも消したいな」と感じる記事の中でも、Googleのサーチコンソールで見ると、読者からのアクセスや行動率が高いものです。
これは言い換えれば、「Googleと読者には評価されているけれど、自分としては『書き方が甘かったな……』と感じている記事」です。まさにリライトする価値のある記事といえるでしょう。
私がリライトするうえで意識したポイントは、次の3点です。
1)「キーワードを盛り込みすぎの、長いタイトル」から、「キーワードを絞った、短いタイトル」に変える
2)アイキャッチとして使っていたサムネイル画像に、タイトルを入れる
3)記事のビジュアル要素が強くなるように、表のテーブルを多く入れたり、リストを装飾したりする
総じて、「読者がパッと見て瞬時に情報を得られるように」と意識しました。
リライトを始めてからは、面白いように、リライトした記事から順番にアクセス数が上がっていきました。努力が数字で返ってくるのは嬉しいものです。Googleの評価が年々、適正化されているのも、身をもって感じることができました。
(本原稿は『ブログで5億円稼いだ方法』の著者・きぐち氏へのインタビューをもとに構成したものです)