ビッグチャンスは
3回来るけれど…

 とはいえ、同じようなビッグチャンスが来るのは、だいたい3回まで。
 もし、その3回をあなたがすべて断ったら、龍神はこう思います。

「そうか、まだ早かったのか。
 ちょっと大きな運気に乗せようとしすぎたようだから、もう少し小さなチャンスにしておこう」

 それ以降、龍神が采配してくれるのは、ゆっくり進める手堅いチャンスに変わります。
 その分、リスクや恐怖は減りますが、運が開けるレベルも下がります。

今いる場所で
力を発揮すればいい

 もちろん、みずから現在の状況を選んで大きなチャンスはいらないと決めているなら、それはそれでいいのです。

 たとえば、昇進よりも自分のやりたい業務を選択するケースや、出世よりも家族と過ごす時間を優先するケースもあるでしょう。

 自分自身で主体的に活躍の場を選ぶのなら、龍神はその人が今いる場所でさらに力を発揮できるよう後押ししてくれます。

 自分がどんなステージで社会に貢献していきたいのかは、あくまでもあなた自身にゆだねられているのです。

大杉日香理(おおすぎ・ひかり)
神社風土史家、作家、ビジネスコーチ
海外出版含め、著作は累計40万部。子どもの頃から日本史に興味を持ち、全国各地で参拝した神社は延べ2万社となる。その経験を生かし、神社風土史を提唱。神社で行うアクティブラーニングである『神旅®』はこれまでに1万名以上を動員。神社風土史を通じて、個人の可能性の発掘と社会での生かし方を伝えている。天皇陛下の即位関連の儀式と連動した「『天皇陛下即位礼正殿の儀』特別体験型参拝」を神田明神と共同開催。また船橋市での起業セミナーでは歴史と経営の重要性を講演。衆議院会館にて選挙に勝つ神棚講座も開催し、先人の知恵を独自の視点で伝え続ける。

※本稿は、大杉日香理・著『龍神とつながる強運人生』(ダイヤモンド社)より再構成したものです。