古来、龍神の力を借りた多くの先人たちが願望を成就させ、成功を手にしてきました。
だが、数ある神の中で、なぜ龍神だったのか。その理由は、龍神の持つ神としての特性にあります。
幼少期より龍をはじめとする見えない世界の存在たちの声を聞くことができ、延べ1万社以上の神社を参拝してきたスペシャリストが、龍神の力を借りて運を上げ、どんな望みも実現する方法を紹介した『龍神とつながる強運人生』より一部を抜粋、再構成して紹介します。
『龍神とつながる強運人生』より
ふだん過ごしている場所はどこ？
大杉日香理（おおすぎ・ひかり）著書累計発行部数30万部を超えるベストセラー作家
事業開始10年間で参拝した神社は、延べ1万社。経営者に向けて、歴史を基盤とした教養セミナーとして神社の捉え方を切り口とした神旅®（かみたび）をマンツーマンで行なっている。政治家に向けても、選挙事務所の神棚の設え方セミナーを衆議院会館にて開催。行政向けの講演活動、作家としても活動しながら、神社を入り口とした地域おこしにも力を入れ、神田明神との共同事業も開催している。
場とは文字通り、私たちがふだん過ごしている場所のことです。
どんな場で過ごすかは、人間のパフォーマンスに大きな影響を与えます。
たとえば、大音量の工事現場で企画を練ったり、スクランブル交差点の真ん中でリラックスしたりするのは難しいですね。また、ストレスの多いブラック企業に勤めていたら、どんなに有能な人材でも力を発揮する前に消耗してしまいます。
場とは、外界要因そのものです。
どんな場で、誰と関わるのか。
さらには、自分自身がどんな場を作るのか。
それが今後、あなたが成功するか否かを左右するといってもいい過ぎではありません。では、その「場」は、どんな要素から成り立っているでしょうか。
私たちが過ごす「場」には、次の2つの空間があります。
・物理空間…見える世界、五感で感じられる世界
・情報空間…見えない世界、五感で感じにくい世界
もちろん、私たちの目には物理空間（物体や肉体）しか見えません。
でも、そこには無形の情報が無数に存在する空間があります。
ふだん気づかないだけで、私たちのいる場所には、たくさんの情報の存在する空間があり、そこでは目に見えない情報が飛び交っているのです。
「目に見えない情報」というと、アヤシイと思われそうですね。
でも、たとえばテレビやラジオ、Wi-Fiの電波、あるいは私たちの感情や思考、意図……。どれも見ることも触れることもできませんが、情報として存在しています
そして日常生活に影響を与えています。
情報空間には、場所や物の発するエネルギー、自分自身の記憶や知識、思いや念、気など、「目には見えない情報」すべてがあります。龍神や神様が存在しているのも、この情報空間です。
また、パソコンやスマートフォンの中、人間の脳内も、まさに情報空間そのものです。
スマートフォンで写真を見ていたとします。そのスマートフォンを分解しても物理的な写真が出てくるわけではありません。写真は情報という状態に変換され、スマートフォンのメモリーに保存されています。この情報が保存されているメモリーが情報空間です。そして、情報空間というメモリーは、イメージするならシャボン玉です。
