その足がかりとして、3年後のIPO、5年から10年で世界への進出を目指していると結城氏は話す。また、メンタルデータを活用して、信用スコアのような、Fintechの裏側で利用される仕組みなどにも取り組みたいという。

「いずれ、メンタルを健康に保つことが評価され、カッコいいという時代になる。例えばライザップも30年前だったら『お金を払って運動するなんてバカじゃないのか』と言われていたはず。だが、今ではそれが受け入れられるようになっている。体型ではなくメンタルを調整する、ライザップのメンタル版のようなサービスも展開したい」(結城氏)