米住宅ローン金利が低下基調にある。このことは住宅購入希望者を後押しするだろう。住宅建設業者にとってはさらに大きな追い風となり、すでに株価を大きく押し上げている。  米抵当銀行協会(MBA)が20日発表した先週の30年物固定住宅ローン金利は、その前の週の7.07%から6.83%に低下した。まだ高い水準だが、10月に記録した23年ぶりの高水準である7.9%よりははるかにましだ。住宅ローン金利は6月の水準に戻っている。  すでに金利低下は住宅購入への関心を再燃させているようだ。