楽天のプロ講師が教える“1年半無収入”からの大逆転ノウハウ初公開!】ネットショップを運営した経験はゼロ。なのに、なぜ急にネット通販をするようになったのか? 1日の終わりにワインを飲むのが好きで、その「好き」が高じて、無謀にも仕事をやめて、新たに「ワインを仕事にする!」と決めた。限りある人生、どうせなら「好きなことを仕事にしたい」というだけの理由だった。それが開業して3年後には年商3400万円、5年後には年商6500万円、いまは年商7億円超にまで成長! 開業資金ゼロ・在庫ナシでもOK、さらには週1回(もしくは月1回)パソコンを開くだけでも稼げる方法がある。限りなくゼロに近いリスクで、自分の「好き」を仕事にするノウハウを初公開&全公開した話題の書『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。

【好きなことでお金を稼ぐ】自分の「好き」をお金にかえる有料級の方法・ベスト1Photo: Adobe Stock

自分の「好き」を
書き出してみる

自分の「好き」を「商品」にするといっても、何をどうすればいいのかわからない……という人も多いでしょう。

その点を手とり足とり、噛み砕いて順番に説明していきましょう。まずは基礎の基礎、そもそもの話からです。

それは、あなたの「好き」とは、いったいなんなのでしょうか? 1つではないかもしれませんから、思いつく限りすべて書き出してみましょう。

1人ブレインストーミングで
アイデアの量を積み重ねる

衣・食・住、ランニングやテニスなどのスポーツをすることや試合の観戦、マンガや映画・読書などの娯楽、ペット、資格・試験、ネットで見るコンテンツなどなど、頭のなかで考えるだけでなく、1つひとつ洗いざらいスマホや紙に書き出して、“見える化”してみてください。

アイデア出しの手法の1つに「ブレインストーミング」というものがあります。これは、制約を設けず、テーマにそって頭に浮かんだアイデアを次々とアウトプットするものです。

基本的には複数人で行うもので、相手のアイデアを決して否定せず、質を問わずに自由に発言し、まずは“アイデアの量”を積み重ねていきます。これを自分1人でやってみるのです。

なんでもいいから
ひとまず書き出す

もちろん、誰かと一緒に組んで、客観的なアイデア出しをしてもらうのも効果的です。

この時点では「こんなの商品にならないよね?」と否定することなく、とにかく好きなもの・好きなことをアトランダムにすべてアウトプットしましょう。

「キャンプ」「植物」「チョコレート」「焼きそば」「ビール」「お笑い」「海外ドラマ」「旅行」「ランニング」「宅飲み」「ネコ」など、頭に浮かんだ「好き」を、すべて書き出してみるのです。

書き出したアイデアで
商品にしやすいものは?

次に、たくさん書き出した「好き」のなかから、どれが「商品」になって、お金にかえやすいのかを考えていきます。

ヘンリー・マレーというアメリカの心理学者は、人間の欲求を12種類の「生理的欲求」と28種類の「社会的欲求」に分類しました(これは「マレーの欲求リスト」として知られています)。

そこで私は、マレーの欲求リストを参考にしつつ、人が買い物をするときの欲求を次の10種類に分類してみました。

買い物をするときの
「10大欲求(ニーズ)」とは?

お悩み解決(困っていることが解消できる)
学び・教育(勉強になる、ためになる)
癒やし(ホッとする、気持ちが落ち着く)
承認欲求・ステータスシンボル(自分の価値を上げる、社会的地位を高める)
時短(効率的になる、ラクになる)
共感(自分も同じだと感じる)
不安・恐怖回避、自己防衛(不快な状況を避ける)
収集欲(同じものを集める)
健康・生理的欲求[3大欲求](健康でいられる、食欲・性欲・睡眠欲を満たす)
背徳感(後ろめたさを感じる)

自分の「好き」を
“10大欲求”
と掛け算してみる

このなかで最後の「背徳感」が、ちょっとわかりにくいかもしれませんから、補足しておきましょう。

背徳感とは、「やってはいけない」と思っていることをやってしまうこと。たとえば、深夜にラーメンを食べたり、平日の昼間からお酒を飲んだりすることです。

さて、あなたが書き出した大量の「好き」を、お客さんの10大欲求(ニーズ)と1つひとつ「掛け算」して、具体的な商品が浮かんだら書き出していきましょう。

どんなものだったら
お金を払ってでもほしいか

いくつか例をあげてみます。

【好きなことでお金を稼ぐ】自分の「好き」をお金にかえる有料級の方法・ベスト1

ここも、まだアイデア出しの段階ですから「あり得ないよね?」「こんなの売れないな」などと否定せず、思いついたらどんどん書き出していきましょう。

この時点では、質より量が大事です。ポイントは「自分がお客さんだったら」という視点を忘れないこと。

自分がお客さんだったら、どんなものがあったらうれしいか、どんなものだったらお金を払ってでもほしいかを考えていきましょう。

楽しみながら
商品アイデアを出してみて!

いろいろと書き出した自分の「好き」を10大欲求(ニーズ)と掛け算して商品のアイデアを出すには、ある程度の時間が必要かもしれません。

でも、「好き」を商品にかえてお金を稼ぐためには必要なステップですから、ちょっとずつでもいいので時間を見つけて楽しみながらやってみてください。

POINT お客さんの視点に立って、自分の「好き」と10大欲求(ニーズ)を掛け算してみましょう

※本稿は、『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。