婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 話題のマナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。マナー本や通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられています。ですが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえませんよね! 今回はその中から、食事の際に避けるべきことについて紹介します。
飲み終わった汁物の蓋はどうする?
蓋を逆さにした状態でお椀に戻すのは、マナーに反します。
「飲み終わりました」「ごちそうさま」
という印で、給仕の方への親切心からかと思いますが、塗を傷めてしまいますし、見た目もよくありません。
蓋は出されたときの状態に戻すようにしましょう。
また、蓋付きのお椀の中が密閉状態になって蓋が開かない……と困ってしまうことがしばしばあります。
そんなときは、親指を手前に、あとの4本の指をお椀の向こう側に添え、少々力を入れてギュッと押してみると、お椀の中に空気が入り、簡単に開けることができます。
開けたら蓋を逆さにし、そのお椀が右側にあれば右に、左でしたら左側に置きます。
併せて、覚えておいてくださいね。
『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!