楽天のプロ講師が教える“1年半無収入”からの大逆転ノウハウ初公開!】ネットショップを運営した経験はゼロ。なのに、なぜ急にネット通販をするようになったのか? 1日の終わりにワインを飲むのが好きで、その「好き」が高じて、無謀にも仕事をやめて、新たに「ワインを仕事にする!」と決めた。限りある人生、どうせなら「好きなことを仕事にしたい」というだけの理由だった。それが開業して3年後には年商3400万円、5年後には年商6500万円、いまは年商7億円超にまで成長! 開業資金ゼロ・在庫ナシでもOK、さらには週1回(もしくは月1回)パソコンを開くだけでも稼げる方法がある。限りなくゼロに近いリスクで、自分の「好き」を仕事にするノウハウを初公開&全公開した話題の書『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。

【好きなことでお金を稼ぐ】いろんな仕事で応用できる! 有料級“売れるニッチ”の見つけ方・ベスト1Photo: Adobe Stock

欲求に当てはめて
「ニッチ」を探る

自分の「好き」を商品にするには、まずお客さんの欲求(ニーズ)に当てはめて、いったん具体的な商品に落とし込んでみること。

その次に、その商品を扱うモデル店舗をいくつか見つけて、そのなかで「ニッチ」を探るという順で商品を絞り込んでいきます。

そして、ニッチがいくつか浮かんだら、「本当にその商品をほしいと思う人がいるか」を考えて、あらためてお客さんの欲求(ニーズ)に当てはまるかを探っていきます。

観賞用植物の市場規模
をチェックしてみよう

さらに掘り下げて理解を深めましょう。扱う商品が観葉植物だとしたら、次のように考えます。

まずは、業界全体の市場規模(売上高)を「観葉植物 市場規模」とググります。いくつか候補があるなかで参考にしたのは、農林水産省の統計データです。

ここでは、花き(観賞用の植物)の国内消費額が約1兆1000億円となっています。国内産出額は3296億円ですから、花き全体の消費額に対する原価率は約30%になります。

【好きなことでお金を稼ぐ】いろんな仕事で応用できる! 有料級“売れるニッチ”の見つけ方・ベスト1

観賞用植物のネット通販の
市場規模を推定してみよう

この30%で観葉植物の国内産出額を割り戻せば(143億円÷30%)、観葉植物の市場規模を予測することができます。

つまり、観葉植物の市場規模は477億円と推計されます。EC化率を8.78%とすると、ネット通販の市場規模は42億円となります。

ここに洋ランやバラなども入れると、ネット通販の市場規模は178億円になります。

小規模事業主には
十分な市場がある

この数字が多いか少ないかは、人によって感じ方が違うかもしれませんが、ビジネスチャンスは十分にあると考えられるでしょう。

なぜなら178億円の1%でもシェアを獲得することができれば、年商1億7800万円になる計算なので、小規模事業主にとっては十分な市場があることがわかるからです。

またEC化率は今後もアップすることが予想されますから、ネット通販の市場規模は伸びしろが期待できるといえます。