事業規模が倍増し、時価総額が3倍になった1年を終えた企業はその後、どのような展開をたどるだろうか。米半導体大手エヌビディアの場合、その答えは「継続」であるようだ。エヌビディアは8日、今週ラスベガスで開幕するテクノロジー見本市「CES」に先立ち、ビデオゲーム・自動車技術分野の最新の取り組みを発表した。同社は以前から、両市場向けの製品を披露する場としてCESを活用してきた。今回のテーマは、かつてはニッチな半導体メーカーであった同社を一躍有名にした生成AI(人工知能)に重きを置き、AI対応のパソコンやノートパソコン向けに設計された、「GeForce(ジーフォース)」グラフィックプロセッサー(GPU)の新型モデルなどを発表した。また、同社の自動運転システムを複数の電気自動車(EV)メーカーが採用することも明らかにした。
エヌビディア、株価急騰「再演」に必要なのは?
今年は高い利益率の維持がより重要になる可能性
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