会話上手は相手のことを掘り下げる
対して、会話が上手な人は必ず相手のことを掘り下げることからはじめます。「人のプライベートに踏み込むのは危険なんじゃ...?」と思う方もいるかもしれませんが、それはわかっている情報から会話を始めれば問題ありません。
たとえば、名刺交換をしたときに相手の名前が珍しかったら「珍しいお名前ですね。どの地域に多い苗字なんですか?」と聞けばいいですし、相手の部署に注目して「このお仕事長いんですか?」と聞いてもいいでしょう。
これまで多くのビジネスパーソンやお笑い芸人と仕事をしてきましたが、優秀な人は皆、こちらのちょっとした情報を掴んで会話をはじめてくれました。
ちょっとしたことですが、こちらも自分の話をしているうちに少しずつ肩の力が抜けてどんどん会話が弾んでいきます。
つまり、会話が上手な人は、その人のトークテクニックが高いというわけではなく、相手が話しやすいような質問をするのが上手なのです。
意識していれば実践できることですので、ぜひ頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。