東京理科大学の大学生だったとき、夏休みの暇つぶしで突如「そうだ、投資をしよう!」と思い立った。証券口座を開設して、家庭教師のアルバイトで稼いだ貯金をほぼ全額投入。知識ゼロ・経験ゼロの状態から投資をしてみたものの、わずか2週間で全額、溶かしてしまった……。そこで投資を諦めず、本腰を入れて勉強。ベンチャー企業に入社してから本領を発揮して、1銘柄だけでも億単位のリターン(売却益)を得るなどして、入社4年で独立。そこで得た投資の最終結論は、常識の真逆をいく「小型株集中投資」という手法だった。その投資法を1問1答のクイズ形式で楽しみながら学べる『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)の著者が、アマチュアだからこそプロに勝てる“儲かる株の見つけ方”を基礎の基礎から応用まで解説する。
※本稿は『10万円から始める! 小型株集中投資で1億円 【1問1答】株ドリル』(ダイヤモンド社)から一部を抜粋・編集したものです。

【株投資】やってはいけない「儲かる株」の見つけ方は?Photo: Adobe Stock

1問1答<4択>でわかる!
小型株集中投資で1億円

【株投資】やってはいけない「儲かる株」の見つけ方は?

日ごろのニュースを
株の売買にどう生かす?

Q32 スマホで次のニュースの見出しをみたとき、投資に生かすための情報を取捨選択する考え方として適切でないものを1つ選んでください

1 政府が創薬ベンチャーの支援をはじめたらしい。いますぐ創薬ベンチャーに投資をすれば儲かるのでは?
2 電気自動車(EV)化に向けて政府が部品メーカーに支援をはじめたらしい。部品メーカー業界の急成長は期待できないけれど、世界に通用する技術をもつ会社があるか調べてみよう
3 円安によって貿易赤字が拡大しているけれど、小型株への投資に直結しそうな情報ではないから、このニュースはスルーしよう
4 コロナ禍に比べ訪日客がだいぶ戻ってきたので、日本の観光やホテル業界にも活気が戻ってきそう。外国人に人気のあるサービスを提供している上場企業がないか調べてみよう

ヒント 毎日の経済ニュースから投資につながりそうな情報だけ拾いましょう