楽天のプロ講師が教える“1年半無収入”からの大逆転ノウハウ初公開!】ネットショップを運営した経験はゼロ。なのに、なぜ急にネット通販をするようになったのか? 1日の終わりにワインを飲むのが好きで、その「好き」が高じて、無謀にも仕事をやめて、新たに「ワインを仕事にする!」と決めた。限りある人生、どうせなら「好きなことを仕事にしたい」というだけの理由だった。それが開業して3年後には年商3400万円、5年後には年商6500万円、いまは年商7億円超にまで成長! 開業資金ゼロ・在庫ナシでもOK、さらには週1回(もしくは月1回)パソコンを開くだけでも稼げる方法がある。限りなくゼロに近いリスクで、自分の「好き」を仕事にするノウハウを初公開&全公開した話題の書『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものをお送りする。

【好きなことでお金を稼ぐ】知識・経験ゼロからの「のんびり副業」「ゆる起業」…起業・開業時に補助金・助成金を活用しようPhoto: Adobe Stock

“起業する人に優しい制度”が
たくさんある

小規模な事業をはじめる人に向けて、創業時に受けられる国や地方自治体による「補助金」や「助成金」の制度が整っています。

基本的に返済の必要のない資金調達として利用できるものです。

国の補助金はおもに経済産業省が、助成金の多くは厚生労働省が管轄しています。補助金の目的はおもに経済の活性化であり、助成金の目的は労働環境の改善です。

補助金・助成金を活用しよう

双方とも地方自治体や民間企業・団体が提供しているケースもあります。

補助金は予算の上限が決まっているため、要件を満たす会社が申請しても受給に至らないケースもありますが、助成金は申請して一定要件を満たせばほぼ全員が認められるという違いがあったりします。

創業者向けの補助金の名称はさまざまです。

自己資金を最小にする

指定された地域で創業または創業予定で、従業員を1人以上採用する予定の会社が対象となったりします。

補助金の対象は、設備費・人件費・マーケティング調査費など業務に必要な費用で、支払いを確認できる書類を用意するなどの要件を満たせば認められるといったものです。

ケース・バイ・ケースですが、一定の要件を満たす創業予定の会社に対して、必要な経費の3分の2以内まで、上限300万円まで補助していたりします。

もしあなたが、創業時に300万円必要だとして、この補助金を上限まで受けることができたら、3分の2の200万円をまかなえるので、自己資金は100万円で済むわけです。

地域の補助金・助成金の情報を
積極的にとりにいく

ほかにも、創業時に受給できる補助金には、次のようなものがあります。

小規模事業者持続化補助金
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金
IT導入補助金

拙著『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』では、多額の資金を必要としないほぼ0円でスタートできる方法も紹介していますが、「もう少しゆとりを持ってはじめたい」または「事業の拡大を視野に入れている」など、資金調達を希望する人もいるでしょう。

いずれにしても、補助金や助成金の存在を知っていれば、資金面での選択肢の幅が広がります。

補助金や助成金については、国や地方自治体が大々的に宣伝しているわけではないので、自分から情報をとりにいかないと恩恵を受けることができません。

ネットで調べたり、最寄りの役所に問い合わせたりして、積極的に情報収集してみるべきです。

POINT 補助金を受けられるかどうか、最寄りの役所に問い合わせてみましょう

※本稿は、『「おウチ起業」で4畳半から7億円 ネットショップで「好き」を売ってお金を稼ぐ!』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。