米フロリダ州マイアミ在住のエミリー・メンデスさんは昨年末、経理の仕事をクビになったため、短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」で思いを吐露した。「腹が立ち、悲しく、おびえている」。彼女は2分間の動画でそう語った。この動画は4万回再生され、280件のコメントがついた。かつて失職はキャリアのどん底とみなされ、時に家族に話すことさえためらわれた。だが最近は、あるテック企業の社員が解雇される場面の動画が大バズりしたことからも分かる通り、ソーシャルメディアの投稿ネタになることが多い。
「クビ」は隠さない? SNSで解雇を公開する人々
首切り宣告は昔ひそかに行われたが、今や失職者が自らソーシャルメディアのコンテンツに
有料会員限定
あなたにおすすめ