「毎日を気分良く過ごしたい」「他人に振り回されるのをやめたい」「自己肯定感を高めたい」……そんなあなたにおすすめなのが、韓国で10万部を超えるベストセラーとなった『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』(キム・ダスル著、岡崎暢子訳)だ。「気分」がコントロールできれば人生もコントロールできる。本書では、「気分」をコントロールし、最高の一日を一生続けるためにいますぐ取り入れられる習慣をお伝えする。

自尊心の高い人が朝起きて1秒後にやっていることは?「ふとんがふっとんだ」はダジャレの域を超えた名言なのだ(Photo: Adobe Stock)

朝起きたら、すぐにふとんを蹴っ飛ばす

 自尊心を高めるため、今すぐにでも実践したい方法がある。

1.朝起きたらすぐにふとんを蹴っ飛ばす

 自尊心を高めることと朝起きてふとんを蹴っ飛ばすことに、一体どんな関係があるのか。 

 それは自尊心が、自分との約束が果たせたときに向上するものだからだ。

 自分との約束で最も簡単に実践できるのが、朝起きたときにふとんを蹴っ飛ばすこと。

 これだけでもひとつのタスクが達成できた(=自分との約束が果たせた)と脳が認識し、スイッチがパチンと入る感覚が得られる。この感覚がとても大事。こうした小さな実践ひとつが、さらに大きな約束の達成につながっていく。

 アメリカの元海軍大将、ウィリアム・マクレイヴンも有名なスピーチで語っている。「世界を変えたいのなら、ベッドメイキングから始めよう」。

2.ネガティブ人間を遠ざける

 周りにいるネガティブな人から遠ざかるべき。

 応援するどころかリアリストぶって御託ばかり並べ立て、ことあるごとにネガティブオーラ全開でこちらのやる気に水を差しにかかる。

 そんなことをされたら誰だって自尊心を削られる。頼んでもいないのに他人と比較までして、こちらの人格まで否定してくる。

 もし友人ならば縁を切るか、そっとフェードアウトしよう。家族だったら自分が独立して遠ざかるべき。そうすれば邪魔する存在がいなくなり、自分の自尊心も守られる。

3.今日が未来の初日だということを自覚する

 今このときが、人生を変えられる絶好の機会だということに気付けているかどうかが重要だ。年若い人ほど人生は永遠に続くかのように感じているものだけれど、そうじゃない。

 今日は未来の初日。それを知っているだけで、日々を真摯に過ごしていける。

 これこそが自尊心を高めるポイントだ。今日のあなたの変化が、その第一歩になる。

(本記事は『人生は「気分」が10割 最高の一日が一生続く106の習慣』から一部を抜粋・再編集したものです。)