ブラック企業に勤めながら、貯金0円から1億円を貯めた男の生活とは!?「給料が全部貯まっていくんです」と語り、独特の節約生活がSNSで大バズり! テレビ朝日、TBSなど、各種メディアや韓国や台湾、中国、タイ、ベトナムなど海外でも話題になったのが、絶対仕事辞めるマン氏だ。同氏の蓄財の道のりや、節約生活のすべてを明かした初の著書『1億円の貯め方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活』が刊行される。節約生活のきっかけから、貯金の過程や具体的な節約テクニックまで、究極の節約思考とその実践法を丁寧に解説した1冊だ。今回はその刊行を記念し、内容の一部を紹介する。
優先順位は「節約→ポイ活」
支出を削るのが日々の節約生活や、FIREに向けた活動における正道です。しかしこれは、いずれ限界を迎えます。
ここからさらに道を究めていくには、一切の消費を要しない仙人に転生するか、その最低限の支出そのものをこっそり誰かに肩代わりしてもらうしかありません。前者は現実的に不可能なので、後者について少しお話ししたいと思います。つまりポイ活です。
ポイ活とは「ポイントを集める活動」のことです。そのままですね。わかりやすいのは、コンビニなどの「ポイントカードはお持ちですか~?」です。
しかし、1000円分の買い物をしたら10ポイントゲット、なんていくらやったところでらちがあきません。実質990円の支出をしているわけですし……。
もちろん、こういうポイントをすべて必ず取りにいくのは、基本のキではあります。「ポイントカードはお持ちですか~?」と聞かれる前に無意識にポイントカードを出している。聞かれなければ「ポイントカードをお持ちです!」と店員さんに押し付けるくらいでやっと半人前。ちりも積もれば……です。
「お得!」だからと飛びついてはいけない
しかし、しかしなのです。
いくら「購入額の1%をポイント還元」とか、「期間限定キャンペーンで還元率が4%にアップ!」とか言われても、そもそも買わなければ還元率は100%。私の節約生活で「ポイ活より支出削減を優先」としているのは、そういう理由もあります。
お得だからといってあれもこれもと買い物しまくっては、何が何だかわかりません。それこそムダです。完全に乗せられています。見た目のお得感に目を曇らせることなく、必要性を吟味して買い物をしましょう。
「支出しなければ還元率は100%」
この宇宙的名言を肝に銘じておきましょう。
(本稿は、『1億円の貯め方 貯金0円から億り人になった「超」節約生活』を抜粋、再構成したものです)