仕事の共通認識が質の向上につながる
そこで大事になのが、全体のカレンダー的役割を果たす人の存在です。この役割の人は、仕事の全体スケジュールを共有するだけでなく、どういったステータスなのか、どういった要望なのかを全体の共通認識として浸透させることができます。
たとえば、「急ぎの仕事」という言葉でも、それは「定期的に起こりうる急ぎ案件」なのか「超特急で仕上げなければいけない案件」なのかによって、スタンスは変わってくるでしょう。
クオリティの部分でも同じです。複数人でひとつのものを作り上げる場合は、それぞれの担当部分によってばらつきが生まれます。そのときに、「誰のためのどんなものなのか」がしっかりと共通認識としてあれば、そのばらつきは小さくなっていきます。
このように、全体の共通認識を持たせられる人が一人いれば、プロジェクトの足並みは自然と揃います。また、カレンダー的と言ったのにはもうひとつ理由があります。それは、こういった人がいると全体のスケジュールが明確になったうえで、個人が動き出せるため、トラブルが起きづらいのです。
よくあるのが、自分のスケジュールは把握しているけど、全体のことは知らないというパターンで、こういった場合は、何かが起きたときに融通が利きづらくなってしまいます。ですから、全体のことを浸透させる人が必要なのです。
ぜひ頭の片隅に入れておいていただけますと幸いです。