仕事や家庭、人間関係において「成功した人生」を送るには、どうすればいいでしょうか? TVやSNSなどで成功者のエピソードを見聞きすると、誰しもが「自分もこういうふうになりたい」と思うものです。
そこで今回は、野心的な夢から小さな目標まで、あなたの「成功」を手助けするアドバイスが満載で、「人生に悩む人のバイブル」「何度も読み返したい」と反響を呼び続けている『成功者がしている100の習慣』(著:ナイジェル・カンバーランド)より一部を抜粋・編集して、あなたの人間関係を壊す「有害な人」の特徴を紹介します。

【今すぐ逃げて】あなたの人間関係をぶち壊す「有害な人」の特徴とは?Photo: Adobe Stock

成功者の習慣:有害な人間関係は断ち切る

「有害な人間関係は、私たちを不幸にするだけではない。それは私たちの人間関係全般を損なうような悪しき態度や感情を促し、持ち得たかもしれない素晴らしい関係の存在を忘れさせてしまうのだ」――マイケル・ジョセフソン(アメリカの弁護士)

 あなたの周りにいる有害な人たちは、極めて危険な存在です。

 常にネガティブで、懐疑的で、嫉妬心に満ち、不満を言い、あなたに求めてばかりで、自分から与えようとしない人たち。このような人たちと接すると、嫌な気分になります。

あなたの人間関係を壊す「有害な人」の特徴

 しかし最大の問題は、このような有害な人間関係から生じる悪影響が、あなたの他の人間関係や人生全般にも及んでしまうことなのです。例を見てみましょう。

●自分が正しいと主張してばかりの同僚
●あなたの夢や目標を実現するのは無理だ、と否定的な言葉を口にする親
●嘘ばかりつく友人
●いつもあなたの時間やお金、労力を求めてくるのに、あなたが困っているときには助けられないと言い訳をする人
●何かと指図をしてくる人、やりたくないことを無理に押しつけてくる人

 また、家族や職場の同僚とは違い、友人は選べます。誰かに出会ったからといって、その人と友人にならなければいけないわけではありません。一緒にいると苦しく、不快感を覚えるのなら、関係を断ち切ることを考えましょう。

【今すぐ逃げて】あなたの人間関係をぶち壊す「有害な人」の特徴とは?

「有害な人」かどうかは自分にしか判断できない

 私たちは、人の良いところを見ようとします。ある人とコミュニケーションをとることで嫌な気分になることがあっても、相手には何か事情があったのかもしれないと考えようとします。しかし、あなたに悪影響しかもたらさない人がいるのなら、その存在にはっきりと気づくべきです。

 自分の心の健康を保ち、健全な人間関係を保つために、誰が有害であるかを見極め、その相手と離れるべきだと決意すべきです。その人と近くにいることで息が詰まり、毒だと思うのなら、それを防ぐべきです。

 その判断ができるのは、あなたしかいません。私にできるアドバイスは、今それを実行すべきだということです。

(本稿は、『成功者がしている100の習慣』より一部を抜粋・編集したものです)

【今すぐ逃げて】あなたの人間関係をぶち壊す「有害な人」の特徴とは?ナイジェル・カンバーランド 著/児島 修 訳