お金持ちの家に生まれ育ち、大学を卒業して間もなく結婚。3人の子どもを授かるも離婚した。実家に出戻ったものの、父親の会社が倒産し、49歳で住む家を失ったついには預金通帳の残高がほぼ0円に……それまでとはうって変わって赤貧生活に陥り、裸一貫で整体院で働くようになった。自分の力で人生を切り拓いてきたとき、今度は末期寸前のがんを患うことに。そんな波乱の人生を乗り越えて「今がいちばん幸せ!」と断言する『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)の著者が、毎朝起きるの楽しくなるライフスタイルを【人間関係】【食事】【睡眠】【健康】【メンタル】【ファッション】【インテリア】【パソコン】とテーマごとに紹介する。
※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。

【71歳ひとり暮らし】お金の投資よりも大切にしているたった1つの投資先写真:川瀬典子

恐ろしい「歯周病」

私は病院嫌いで、病院には極力行かないようにしています。でも歯医者さんだけは別。3か月に1回、定期検診に行くようにしているのです。

なぜなら、体によくておいしいものをずっと自分の歯で食べることで、健康が維持できると考えているからです。

そのためには「虫歯」「歯周病」の予防が欠かせません。日本人が歯を失う二大原因は歯周病と虫歯で、歯周病は年齢が高くなるほど増えますが、55歳以上の罹患率は55~60%となっています。

また、40代後半からは虫歯よりも歯周病で歯を失う割合のほうが高まるそうです。

歯の定期検診と
小まめな歯磨き

そこで、普段の歯磨きでは落としきれない汚れや歯垢を、定期的に歯医者さんにとり除いてもらうのです。

もちろん、毎日の歯磨きも入念に行っています。ブラウンというメーカーの電動歯ブラシを使って、朝晩10分くらいずつ磨きます。

一つの電動歯ブラシを何年も使うという方が多いようですが、私は本体部分を1年に1回、歯ブラシ部分は1か月に1回交換するようにしています。

ほかは節約しても
健康には投資する

これは自分の健康に対する投資だと考えています。新しいものに替えると、磨いたあとの歯のツルツル感が全然違うからです。

ちょっとコストはかかりますが、病院にはめったに行かないし、サプリメントなどもとっていないので、歯ブラシ代くらいはかけてもいいんじゃないかと思っています。

歯医者さんから
褒められるほど

おかげで虫歯は1本もありませんし、歯周病にもなっていません。

いつも行く歯医者さんからは「よくお手入れされていますね」とお褒めの言葉をいただいています。

※本稿は『71歳、団地住まい 毎朝、起きるのが楽しい「ひとり暮らし」』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。