★フジテレビ「ノンストップ!」に著者・親野智可等出演で話題!★
新年度、入園、入学、進級で環境が変わり、親子とも期待と不安で緊張感MAX! 今年こそしっかりしてほしい親と、急には成長しない子ども……。親子げんかやラブルになる前に、23年間の小学校教師経験を含む40年超の実績のある教育評論家・親力アドバイザーの親野智可等:著『ずるい子育て』(ダイヤモンド社)に頼ってみませんか。本連載では、多種多様な子どもたちとその保護者に向き合って生まれた「親がラク&子どもが伸びる」一石二鳥のテクニックを紹介していきます。

【「ノンストップ!」で話題】子どもが自ら宿題をし始める簡単習慣とは?Photo: Adobe Stock

宿題にも効果絶大!ランドセルぶちまけ習慣

【「ノンストップ!」で話題】子どもが自ら宿題をし始める簡単習慣とは?イラスト:うのき(『ずるい子育て』)

宿題が必ず一度は目に入る

玄関に浅くて大きな箱(※段ボールなどを深さ7cm、ランドセル2個分くらいの大きさに加工するといい)を置いておくという方法は、宿題の取りかかりが遅い子にも有効です。

「帰ってきたら、すぐにランドセルを逆さにして全部箱の中にぶちまける」ことが習慣になれば、宿題のプリントやドリルが必ず一度は目に入るので、遊んでいても頭のどこかで宿題に意識が向くからです。

遊んでいても頭のどこかで宿題に意識が向く

さらに、やるべきプリントや筆記用具を机やテーブルに用意し、ページを開いてから遊ぶともっといいでしょう。

“ランドセルぶちまけ習慣”は、親もいちいちランドセルを開いてお知らせのプリントなどを確認する手間が省け、一石二鳥です。箱は、ランドセルが2つ入るくらいの大きさのものがよいでしょう。

大人が仕事をするときと同じですね。何ひとつ用意ができていない状態で、パソコンを立ち上げたり道具を探したりするところからと思うとやる気が出ませんが、パソコンや道具の用意ができていれば、取りかかりやすくなります。

※本稿は『ずるい子育て』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。