株価をリードしてきた米テック大手7社「マグニフィセント・セブン(壮大な7社)」が縮小して「ファブ・フォー(素晴らしい4社)」となっている現在、主要ハイテク株で構成されるこのリストには恐らく、昔から存在する一企業の株式が含まれるべきだろう。その銘柄とは米石油大手エクソンモービルだ。エクソンの株価は年初来で21%上昇しており、マグニフィセント・セブンに入っていたら上昇率はその中で4位だ。エヌビディアとメタよりは下だが、アマゾン・ドット・コムに近い。エクソン株が急伸し、5日に上場来高値を付けた背景には、市場の重要な変化がある。この新たなストーリーが再び変化する場合に備えて、投資家は注視するのが賢明だろう。