海外・国内旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回紹介する記事は「【京都】GWの激混みを徹底回避!初夏の新緑を堪能する秘訣は『特別拝観』『時差観光』そして……」です。季節を問わずオールシーズン楽しめる京都。桜の時期がひと段落すると、いよいよ待ちに待ったGWがやってきます! GWの京都は激混み必至……でも、ほかの人とは違う楽しみ方をしたい。そんな人におすすめの「新緑の京都の過ごし方」をご紹介します。(写真・文/地球の歩き方aruco京都 編集担当 カピケーラ)
団体ツアー客との接近回避!
特別拝観と時差観光で新緑を満喫
1. 癒やし効果抜群! 初夏だけの青もみじの名所を訪ねる
青もみじとは新緑シーズンに見られる緑色のモミジ(カエデ)のこと。秋の紅葉の名所は青もみじも美しいことが多く、庭園や建物との調和を楽しめます。嵐山にある宝厳院は通常非公開ですが、3月中旬から6月下旬の「春の特別拝観」で青もみじを鑑賞可能。清涼な空気のなかを散策すれば、目に優しい緑と木々の隙間から射し込む木漏れ日で癒やし効果もバッチリです。
住 所 京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町36
拝観時間 9:00~17:00(最終受付16:30)※春・秋の特別拝観のみ
定休日 特別拝観期間中無休
アクセス 嵐電嵐山本線「嵐山」駅から徒歩3分
料 金 700円
2.「時差観光」が成功の鍵! 朝活で時間を有効活用しよう
国内外の観光客が訪れる京都。特に団体ツアー客などが動き出す昼前後の時間帯はどのスポットも大混雑します。そこで狙い目なのが朝早めの時間帯。寺社は早朝から門を開けていることが多いため、少しがんばって早起きをして朝参拝&散歩を楽しんでみてはいかがでしょう。岡崎の南禅寺境内にある水路閣は人気の撮影スポットですが、早朝ならまだ人が少なくゆっくり写真撮影ができます。
参拝後は近くのお店で焼きたてパンや淹れたてコーヒーをテイクアウトして、公園で朝ごはんを楽しむのもおすすめです。
お店でゆっくり朝ごはんをいただくなら、朝7時から営業している「イノダコーヒ本店」がイチオシです。1940年創業の京都を代表する名喫茶で、高級感のあるモーニングを堪能できます。ドリンクは店の看板メニューでもある自家焙煎コーヒー「アラビアの真珠」をチョイスして。蝶ネクタイを締めたスタッフの心地よいおもてなしで朝から極上の気分に浸れます。
住 所 京都市中京区堺町通三条下ル道祐町140
営業時間 7:00~18:00(L.O.17:30)
定休日 無休
アクセス 地下鉄「烏丸御池」駅5番出口から徒歩10分