イーロン・マスク氏率いる宇宙開発ベンチャー、スペースXは、同社が手掛ける高速インターネットサービス「スターリンク」について、認可されていない国からの利用制限に着手した。スーダンやジンバブエ、南アフリカのスターリンクの利用者がここ数日、スペースXからの電子メールで月末までのサービス停止を通告された。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が閲覧したメールには、現地当局が認可していない地域でスターリンクを利用することは同社の利用規約に反すると書かれていた。加入者が別の国でインターネットサービスを利用できるようにするローミング機能について、利用できるかどうかは「規制当局の認可など、さまざまな要因が条件となる」とも書かれていた。