実は資産性の低いマンションは見分けやすい
資産性が低くなりやすいパターンをまずは見てみましょう。いろいろな見方がありますが、まずは「将来になるほど、(同等の価格では)売りにくいマンション」というのがひとつの目安になります。
前提として、どんな価格でもよければ不動産は必ず売れます。(0円でも売れない物件もありますが、これはマイナスの価格を持っているということです)また、どんな物件も相場よりも割安であったらお買い得です。
ただ、買ったときに比べて、将来にいくほど価値が減りやすい(買ったときの価格よりもディスカウントされやすいもの)は、下図のような特徴があります。
「今」よりも「未来」にいくほど価値が減りやすい。それは「環境が劣化する」「モノが劣化する」の2つが原因です。もちろん現在価値に未来の変化も織り込まれていますが、得てして自宅というものは実用性も兼ねているため、それ以上に価値が減りやすいです。
それぞれのポイントについて見ていきましょう。