たまっち「たしかにNISAやiDeCoは政府・国から優遇されているだけあってメリットがあるのは事実だ」
平太郎「そうですよね。不動産で赤字になるリスクを背負うよりいいんじゃないですか？」
たまっち「ただ、ここで思い出してほしいんだけど、平太郎くんの目標はなんだっけ？」
平太郎「会社に縛られない自由な時間を手に入れて、世界中でキャンプすることです。そのために、年収1000万円を達成するのが目標です」
たまっち「そうだったよね。まず、iDeCoは老後の資産形成を目的としたもので、給付を受けられるのは60歳以降になる」
平太郎「なるほど、iDeCoでの資産形成は老後の備えっていう立ち位置なんですね。iDeCoで投資を始めても、30代の僕が受け取れるのは20
年以上先ってことか」
『最短5年で家賃年収1000万円になる方法 あなたにもできる不動産投資のススメ』（清談社Publico）たまっち 著
たまっち「そうだね。NISAについては、そもそも年間の投資上限額が決まっているので、長期的な資産形成に向いている制度だ。だからiDeCoやNISAをやっても数年以内に大きく収入が伸びることはないし、いまの生活をガラリと変えることは難しい」
平太郎「iDeCoとNISAをやっていても、定年退職までこの生活を続けるしかないってことなんですか……」
たまっち「不動産賃貸業であれば、物件を購入してすぐに家賃収入が発生する。僕の持論では、5年から10年以内に人生を変えたい人は、まずは不動産賃貸業を中心に進めたほうが大きく収入を増やすことができると思っているよ」
平太郎「60代や70代になってから北極圏でキャンプしても、オーロラを見ながら凍死しちゃいそうですね。僕は、老後を待たずにやりたいことにチャレンジしたい派です」
