それはX(旧ツイッター)への1本の投稿で十分だった。新型コロナウイルス流行下で人気を集めたゲームストップをはじめとするミーム(はやりネタ)銘柄の株価は急騰した。キース・ギル氏のソーシャルメディア・アカウントは何年も休眠状態だった。動画投稿サイトのユーチューブでは「ロアリング・キティ」、オンライ掲示板のレディットでは「ディープF―ingバリュー」の名で知られたギル氏は、2021年に世界中の注目をゲームストップ株に向けさせた。彼は大勢のアマチュアトレーダーを奮い立たせ、この経営難のゲーム小売会社のもとに集結させた。12日夜、ギル氏と関連があるXのアカウントに約3年ぶりの投稿があった。椅子にもたれていた男が前のめりになる絵だった。
米ミーム株の熱狂再び? 「仕掛け人」が目覚めの投稿
ゲームストップやAMCなどのミーム株復活で空売り筋に打撃
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