「ダイエットにはガマンが必要」「痩せてもどうせリバウンドする」…。そんな世間の常識を覆した話題のダイエット本の「実践篇」が満を持して登場! 新刊『3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK』(野上浩一郎著)では前著の理論に基づき、おすすめの朝・昼・晩の家メシレシピや外食メニューを紹介。すぐにダイエットに取り組みたくなる仕掛けも満載です! この連載では本書より抜粋して、3か月で自然に痩せて二度と太らない体になる「3勤1休ダイエット」のコツを紹介します。
1 自然な甘みが感じられる「干しいも」を食べる
甘いものがガマンできないときは、いも、栗、かぼちゃなど、自然な甘みが感じられるものを食べましょう。
私のイチ押しは「干しいも」です。
食物繊維やビタミン、カリウムなどが豊富なうえ、食べごたえがあって腹持ちも抜群。冷凍庫で凍らせておき、シャーベット感覚で食べるのもおすすめ。自然と食べるのがゆっくりになるので、食べ過ぎを防げます。1日2~3枚(70グラム程度)が目安です。
2 カカオ高濃度のチョコレートを「舐める」
いわゆる普通のチョコレートは砂糖が多すぎるので△ですが、カカオ高濃度のものなら◎。実はカカオには、脳が出す「エンドルフィン」という快楽物質の分泌を促す働きがあります。そのため、カカオ高濃度のチョコレートを食べると、脳が満足して異常な食欲が落ち着くのです。
カカオ90%以上のものはかなり苦いので、70%以上がおすすめ。一口で噛んでしまうのではなく、飴のように舐めてじっくり味わいましょう。
コンビニスイーツにも探せばヘルシー系がある
ついつい、いろいろ間食を買ってしまって危険なコンビニですが、実は最近のコンビニはヘルシー系スイーツも充実しています。食べきりサイズの、低カロリー、糖質オフなどのスイーツを買うという手もあります。
とにかくダイエットで「ガマンすること」はリバウンドの元。甘いモノが食べたいときは、無理をせずに、食べてよいものを食べましょう。
*本記事は、「3か月で自然に痩せていく仕組み 実践BOOK」から抜粋・編集して構成しています。
著者:野上浩一郎(治療家・ダイエットコーチ) 記事監修:西井義典(医師)
治療家・ダイエットコーチ・バランス整骨院 中原院長
大学卒業後、IT系企業に就職するも「もっと人と関わる仕事をしたい」と転職。その後、修行時代を経て2015年に神奈川県で整骨院を開業。開業して「痛みと同じくらい肥満に悩む人が多い」と気づき、ダイエット指導を開始。コロナ禍では、コーチングをベースにした90日間のオンライン・ダイエットプログラムを提供し、その参加者のダイエット成功実績は90%を超える。のべ3万人の施術経験と、700人のダイエット指導実績あり。
医師・西井医院院長
2000年、三重大学医学部卒業。三重中央医療センター、松阪厚生病院などを経て、三重県松阪市の医療法人である実家の西井医院を継ぐ。専門は呼吸内科だが、開業後は「地域のかかりつけ医」として検診から高血圧・高脂血症・糖尿病・痛風といった慢性疾患などまで、幅広く診察している。