大量のおやつ写真はイメージです Photo:PIXTA

ダイエット中でもついつい誘惑に負けて食べてしまいがちな、甘いお菓子やスイーツ。食べることで心も満たされる“間食・おやつ”ですが、ダイエットや体重コントロールのためには、「間食をやめないといけない」と考えている方が多いのではないでしょうか。しかし、食べ方のコツを押さえて、上手に食べれば、むしろ健康につながります。今回は、健康につながる「間食の食べ方」をお伝えします。(管理栄養士 岡田明子)

間食を食べるのに適した時間帯とは?

 よく言われる「3時(15時)のおやつ」は、実は理にかなっていることをご存じですか?

 以前、本連載の「時間栄養学ダイエット【昼食編】」で紹介した通り、脂肪蓄積に関わっているタンパク質「BMAL1」(ビーマルワン)は、14時頃が最も少なくなります。そのため14~15時頃は脂肪の蓄積を抑える時間帯であり、この時間に間食を取ることは、栄養補給をしながら間食を楽しむのにベストな時間帯と言えるのです。

 特に夕食が21時以降になる方は、夕方に間食を摂ることで、夕食のドカ食いや血糖値の急上昇を抑えることにもつながります。