英国は反面教師　ブレグジットの教訓

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　再選を狙うも支持率が低迷しているジョー・バイデン米大統領は、少なくともある点では幸運と言える。それは同氏がリシ・スナク英首相ではないことだ。

　スナク氏は7月4日に総選挙を実施すると表明した。悲観的な景況感が重荷となっているのはバイデン氏と同じだが、異なるのは、スナク氏は国民の悲観論が実際のデータとかい離しているとは言えない点だ。