「開脚」で股関節の硬さレベルがわかる!
開脚による股関節の硬さチェックは次のようにおこないます。
(1)床に座る。
(2)前に足を伸ばして、そこからすこしずつ両足を開いていく。
このとき、ひざはしっかり伸ばしたままにしておいてください。
また、後ろに倒れない範囲で足を開いてください。
1.床に座る。
2.前に足を伸ばして、そこからすこしずつ両足を開いていく。
【注意!】
このとき、ひざはしっかり伸ばしておく。
後ろに倒れない範囲で足を開く。
●足の開いた角度が、90度以上、120度未満ならば…
あなたの股関節は「超硬い」レベル。
●足の開いた角度が、60度以上、90度未満ならば…
あなたの股関節は「超・超硬い」レベル。
●足の開いた角度が、60度未満ならば…
あなたの股関節は「超・超・超硬い」レベル。
自分の股関節の硬さレベルを理解した後は、それぞれのレベルに合わせて用意されたストレッチをおこなうことで効率よく柔らかくすることができます。
ストレッチの効果を最大化するには、順番が重要です。大きくて表面にある筋肉から、小さくて深いところにある筋肉へと順にストレッチしていきましょう。
なぜなら、筋肉によってストレッチのしやすさが違うからです。
大きい筋肉はストレッチしやすく、小さい筋肉ほどストレッチしにくい傾向があります。さらに小さい筋肉ほど深いところにあるので、より伸ばしにくくなります。
体が硬い人はストレッチしやすい大きい筋肉も硬くなっているので、その状態で奥にある小さい筋肉からストレッチしても、うまく伸ばせず、効果も得られません。
硬さレベルごとのストレッチを、大きい筋肉から小さい筋肉へ、というストレッチの順番に従って行うだけで、効果的に柔軟性を得ることができます。
次回は、開脚チェックで足の開きが60度未満という「超・超・超硬い」レベルの人におこなってほしいストレッチを紹介します。