3大損害保険「採用大学」ランキング2023最新版【全10位・完全版】東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険、損害保険ジャパンはどの大学から採用しているのか? Photo:PIXTA

コロナ禍を脱し、日経平均株価が過去最高値を記録するなど経済が大きく変わろうとしている。そんな中、主要企業はどの大学から学生を採用したのか。業界別・企業別に2023年「採用大学」ランキングを作成した。今回は、東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険、損害保険ジャパンの損害保険3社のランキングをお届けする。(文/ダイヤモンド・ライフ編集部、データ提供/大学通信)

2022年のランキングでは
早慶がトップに君臨

 東京海上ホールディングス(東京海上日動火災保険)、MS&ADインシュアランスグループホールディングス(三井住友海上火災保険)、SOMPOホールディングス(損害保険ジャパン)の損害保険大手3社は、2024年3月期連結決算で過去最高益を達成した。海外事業の好調と株高による政策保有株売却益が主な要因だ。

 日本の損害保険市場の収入保険料は約9兆円で、世界第4位の規模だ。大手3社のシェアが日本市場全体の9割を占めている。

 保険会社の社員は一般的に高い給与を得られるため、バブル世代が就職活動をしていた時からずっと就職人気が高い。バブルが崩壊しても、保険会社の人気は変わらなかった。2000年代に再編や淘汰(とうた)が行われたが、生命保険会社や損害保険会社は就職ランキングでも常に上位に位置してきた。

 22年の3大損害保険会社の採用大学ランキングを見ると、1位は東京海上日動が早稲田大学、三井住友海上と損害保険ジャパンは慶應義塾大学だった。

 果たして、23年のランキングに変化はあったのだろうか。