高学歴で成績優秀だったにもかかわらず、出世できない人がいる。企業に入った途端に周囲から理解されず、孤立してしまい、組織を巻き込むリーダーになれない。この原因は、たった1つのスキルが足りないことにある。(モチベーションファクター代表取締役 山口 博)
高学歴でも出世できない人に
足りない「スキル」とは?
高学歴で学生時代の成績が優秀だったにもかかわらず、出世できない人がいる。一方で、出身校の偏差値とは関係なく、とんとん拍子で出世していく人がいる。
前者では、「自分は他の人とは違うのだ」という自負のあまり、周りのメンバーとの間に壁をつくってしまい、周囲の人から理解されない状況に陥りやすい。
挙句の果て、「他の人とはレベルが違うから、理解されなくて当然だ」と自分の現状を正当化してしまい、孤立してしまい、組織を巻き込めず、昇格候補から脱落してしまう。
学歴社会を勝ち抜けてきたにもかかわらず、企業に入った途端に出世競争から脱落してしまう、高学歴でも出世できない人は、いったい何が足りないのか。
実は、「あるスキル」が発揮できていないのだ。