ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が今年の米大統領選挙について全米の有権者を対象に行った世論調査によると、ドナルド・トランプ前米大統領への支持がジョー・バイデン大統領支持を6ポイント上回っており、回答者の80%がバイデン氏は2期目に出馬するには高齢過ぎると回答している。トランプ氏への支持は48%と、バイデン氏支持の42%をリードしている。この差はWSJが2021年後半以降に行った調査で最も大きい。2月の調査ではトランプ氏が2ポイントリードしていた。今回の調査では、両氏の討論会の2日後に有権者への聞き取り調査を開始した。討論会を受け、民主党議員らは81歳のバイデン氏の認知機能が低下している可能性と、11月の選挙を巡る見通しが弱まっていることに慌てふためいている。