株の世界の格言にこんなものがあります。

「天井3日、底100日」

 高値の天井は3日しか続かず、底は100日も続くという意味です。

 株式相場は、長い期間をかけて少しずつ上昇していきますが、下がるときは暴落を何度か繰り返して、まるで坂道を転がり落ちるように一気に下落することもあります。

 こうした相場の法則を知っていれば怖いことはありません。

 だからこそ、投資には学びが必要なのです。

 学びもせずに「株は怖い」というのは、相手のことを知りもせずに、「あの人は悪者だ」と批判しているようなものです。

 きちんと知って、きちんとつき合えば「いい人だった」ということが人間関係においてもあると思います。

 株は、正しく学べばあなたの人生を豊かなものにしてくれるのです。

生活の不安を解消する為に
少額からでも積み立てをしよう

 現在の日本は、マイナス金利が解除されたとはいえ、貯金の利子がゼロに等しい状況はまだ変わりません。

 直前まで導入されたマイナス金利は、日本経済を活性化するために適用されたもので、日本銀行と各金融機関との間での金利がマイナスになってしまうということです。私たちが利用する銀行での金利が、すぐにマイナスになることではありません。

 ただ、実際に私たちが預けている銀行の金利が極めて低いことは事実で、大手銀行なら普通預金年利0.02%、大口定期の場合であっても0.025%ほどの数字になっています。

 これでは、貯金の魅力はまったくないといっても過言ではありません。

 現在は年収400万円時代といわれており、1990年代後半から日本人の平均年収は、年々下がり続けているような状態です。最近やっと持ち直してきていますが400万円台前半です。

 これでは、普通に生活していても、月々の給与が丸々生活費に消えてしまったり、急なアクシデントや出費で借金をしてしまったりする人も多いと思います。

 このような生活を続けていれば、余裕のなさから、日々の漠然とした不安を覚える人も多いはすです。今の状況をどうにか脱出するために、数千円のごく少額からでもいいので、投資をはじめてみてください。