長谷川伸一
「買い買い病」の投資家が知らない格言「買いは算術、売りは…」の重要な意味
ファイナンシャルアドバイザーの長谷川伸一氏によると、株式投資でお金を減らす人は企業の“利益のみ”にとらわれる傾向があるという。一方、お金を増やす投資家はたとえ減益しても「買い」と判断するケースも珍しくないそう。ローリスク投資を実現するために必要な“視点”について解説する。※本稿は、長谷川伸一氏『お金の動きに強くなる投資の入口』(総合法令出版)の一部を抜粋・編集したものです。

「PERだけ」にこだわる投資家が陥る、株の思わぬ落とし穴とは?
「△△社の○○が空前のブーム!」「××社の製品が人気」など、企業関連のポジティブなニュースは連日さまざまなメディアで取り上げられている。そのため「業績が好調なら安心だろう」と、話題の企業の株を購入する人もいるはず。しかし、ファイナンシャルアドバイザーとして多くの人に“投資マインド”を説いてきた長谷川伸一氏は「一時のブームで株を購入するのは危険」と忠告をする。その真意とは?※本稿は、長谷川伸一『お金の動きに強くなる投資の入口』(総合法令出版)の一部を抜粋・編集したものです。

「貯金だけが安全な資産形成」思い込む人が知らない投資のルール
政府主導で展開される「新NISA」のスタートによって間口がさらに広がり、資産形成の手段として定着しつつある“投資”。その一方で投資に対して危険なギャンブルという認識を持つ人も根強く存在する。リスクがまったくないとは言い切れないが、ファイナンシャルアドバイザーの長谷川伸一氏によれば、投資の正しいルールを学んで実践すれば、大きな損失は出しにくくなるという。
