あなたも億り人に!? 凄腕シニア投資家が教える 株式運用術#13Photo:athima tongloom/gettyimages

いまちまたで注目を集めているのが、各地で開催されている個人投資家主催の「投資家勉強会」だ。企業のIR担当や社長から直接、じっくりと経営の話を聞くことで、深い理解を通じた投資が可能となる。特集『あなたも億り人に!? 凄腕シニア投資家が教える 株式運用術』の#13では、投資家勉強会の一つである「東京勉強会」の詳細と、主催者の一人であるアイルさんの投資術をひもといていこう。(ダイヤモンド編集部 山本 輝)

話題急上昇の「投資家勉強会」
企業と対話で“お宝株”発掘

「PBR1倍割れだが、どう改善するのか」「M&Aの方向性は?」──。鋭い質問が浴びるように飛んでくる。

 2月下旬、東京・茅場町の貸会議室では、約40人の個人投資家たちを前に、上場企業の社長が自社の経営理念や業績の状況を説明していた。会の名前は「東京勉強会」。個人投資家らが情報交換などの交流をしながら、企業のIR(投資家向け情報提供)説明を通じて有望銘柄を見極める集まりだ。

 この日、企業説明で登壇した一人が、工業用や船舶用のバルブ製造を手掛けるオーケーエムの奥村晋一社長だ。ある個人投資家は、「いま造船関連の銘柄が上昇しているが、造船業界の伸長で同社のバルブ事業がどれくらい成長するのかを見極めに来た」と口にする。

 実は、こうした個人投資家主催の勉強会がいま広がりを見せている。著名な勉強会としては、東京勉強会のほか、個人投資家yamaさん主催の「Kabu Berry」やキリンさん主催の「神戸投資勉強会」、さらにはkenmoさん主催の「湘南投資勉強会」などが知られており、メディアなどでも注目を集めている。

 なぜ、こうした勉強会が人気なのか。次ページでは、勉強会に人気が集まる背景に加えて、東京勉強会の主催者の一人である個人投資家のアイルさんの投資哲学を紹介。誰でも気軽に参加できる勉強会の詳細を知ることで、きっと自身の投資活動にも役立つはずだ。