17日の米共和党全国大会でドナルド・トランプ氏の副大統領候補JD・バンス上院議員(39)が登壇すると、その妻ウシャ・チルクリ・バンス氏(38)にも一斉にスポットライトが当たった。南カリフォルニア出身でインド系移民の両親を持つウシャ氏は、ポピュリズム(大衆迎合主義)色が濃いトランプ氏の選挙戦に法曹界のエリートとして花を添える。イエール大学ロースクールを卒業し、当時は控訴裁判所判事だったブレット・カバノー最高裁判事の助手を務めた。第1子が生まれた約1カ月後にはジョン・ロバーツ最高裁長官の助手に就いた。数年前は民主党員として登録していた。党派政治に慎重な態度を取ることもある。ウシャ氏は「思想的・政治的なタイプではない」。ロースクールでバンス夫妻と同級だったワシントンの弁護士クリス・マイケル氏はこう話す。「これほど目立つ政治的役割を想像したり得ようとしたりしたことはないと思う」
バンス副大統領候補の妻に脚光 移民2世の弁護士
トランプ氏の「伴走者」の妻ウシャ氏は、インド系移民の両親を持つイエール大卒のエリート法律家
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