今日はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のエバン・ゲルシコビッチ記者が無事に帰還した喜ばしい日です。ロシアとの囚人交換の一環で、エバンは同国の航空機からトルコの首都アンカラに降り立ちました。この1年4カ月の間、エバンのことを気にかけ支えてきた、エバンの家族、友人、同僚にとって喜ばしい日です。エバンに寄り添い、報道の自由を擁護してきた米国と世界の何百万人もの支援者にとって喜ばしい日です。そして、不当な拘束から故郷に戻れた他の米国人やドイツ人の親族や友人、および西側諸国に釈放されたロシアの政治犯にも喜ばしい日となりました。ロシアのウラジーミル・プーチン大統領の利己主義を踏まえれば、重罪を犯した同国の工作員との身柄交換が唯一の解決策であることは予想できました。ジョー・バイデン米大統領と政権が、エバンが犯していない罪のためにロシアの強制労働キャンプに送られるのをみすみす眺めているのではなく、エバンを帰国させるために忍耐と決意をもって取り組んでくれたことに感謝します。
WSJ記者解放 編集局長から読者の皆さまへ
ゲルシコビッチ記者、ロシアから解放 偽りの裁判は報道の自由への一撃
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