米国の職場で誕生日会と言えば、会議室でみんなが「サプライズ!」と叫んだり、同僚のデスクの周りに集まって「ハッピーバースデー」を歌ったりするものだった。そんなことには全て、さよならを言おう。かつて上司たちは、職場のパーティーは企業文化を育み、従業員への感謝を表す簡単な方法だと考えていた。また、デスクから離れて息抜きする機会でもあった(スナックも用意された)。しかし時代は変わり、職場の誕生日会は過去のものになりつつある。新型コロナウイルス流行が始まり、企業文化を巡る状況は大きく変化した。数年間のリモートワークを経て、わざわざオフィスに行くことは必要最小限にしたいと思う人が増えた。こうした考え方は、一貫して「Zoom(ズーム)」でキャリアを過ごし、そもそも職場での社交に慣れていないような若い社員ほど顕著だ。もっと年上の社員はどうだろうか。自分が何歳なのか、本当にみんなに知ってもらいたいのだろうか。
職場の誕生日会よ、さようなら
誰にとっても受け入れやすいイベントにしようとする米企業が増えている
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