「自分の人生を変えたい」と思っている人におすすめの本がある。『SUPER NORMAL 凡人が上位1%の「成功者」になる抜け道』(チュ・オンギュ著 藤田麗子訳)だ。原書は昨年韓国で発売され、超話題になっているベストセラー。「今までの思考を変えてくれたすばらしい本」「自分の人生をあきらめずに、まずはやってみようみようという気になった」「今とはちがう人生を始めたい人には教科書のようになる本」と喜びの感想が多数寄せられている。今回は特別に、本書を一部抜粋・再編集して紹介する。
「他人の成功」をうらやんでいるだけではもったいない
韓国には「いとこが土地を買うと腹が痛む」ということわざがあるが、誰かがうまくいったときに、嫉妬やひがみを感じてしまうのは、人間として自然なことだ。
しかし、成長のためには、他者の成功から学び取ろうという姿勢が欠かせない。
誰かの成功にケチをつける側に回った瞬間、貴重な1例を捨ててしまうことになる。
「あの人にできるなら、私にもできるはず」
僕は嫉妬やひがみといった感情を持たないように努力している。
なぜなら、自分と似たような条件下でも、圧倒的な成功を収めた人々がどこかに必ず存在し、彼らから学びを得ることによって、ワンステップ進化できる可能性があるとわかったからだ。
似たような環境、同じくらいの資金や時間で成功できた人がいるのに、自分にやれない理由はあるだろうか?
誰かが成功した姿を見たとき、「あの人はやり遂げたけれど、私には無理だろうな」とめげてしまう人もいれば、「あの人にできたなら、私にもできるはずだ」と自分を奮い立たせる人もいる。
成功できる可能性が高いのは、言うまでもなく後者だ。
これは僕が多くのお金持ちにインタビューをしながら知った、揺るぎない真実である。
※本稿は『SUPER NORMAL 凡人が1%の「成功者」になる抜け道』を一部抜粋・再編集したものです。