「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。
子どもには、これから必要とされる「考える力」勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!

40代から始める認知症を予防する生活習慣Photo: Adobe Stock

認知症になりやすい生活習慣

 お盆に実家に帰省して、親の老化が気になった人も多いのではないでしょうか。認知症は、高齢者がなるもの。そんな印象を持っている人も多いですが、そうではありません。認知症の原因は、いまだに明確になっていませんが、認知症になった人の脳内には、アミロイドβという不要なタンパク質が蓄積していることがわかっています。アミロイドβは、認知症を発症する20~30年前から、何の症状もないときから、脳内に少しずつ蓄積します。つまり、認知症は高齢者がなる病気ではありません。70代、80代で認知症を発症する場合は、40代や50代からアミロイドβがたまり始めていたということなのです。

 高齢の両親だけでなく、40代、50代、60代の私たちも認知症予防が重要なのです。認知症になりやすい生活習慣について、お伝えします。

1.半年以上継続した運動をしていない

 定期的に運動することで、アミロイドβの蓄積が少なくなると言われています。一時的なものではなく、「継続的に」運動することがとても大切です。認知機能に効果があるのは、少なくても24週間以上の運動を続けた場合で、24週間未満では効果がないという研究もあります。週3回以上の運動習慣が推奨されていますが、まずは日常生活で運動に代えられそうなことを意識してみましょう。

・2階や3階までなら、エレベーターではなく、階段で上る
・帰宅時は、一駅前で降りて歩いて帰る
・休日に出かけるときは、車ではなく、電車やバスの公共交通機関を使うようにする

 日常生活に取り入れられること、今日から意識してみてください。

2.趣味で頭を使う習慣がない

 読書や楽器演奏、チェスや囲碁、麻雀などのボードゲーム。これら趣味の共通点は、頭を使う習慣であること。読書は、文字から情報を得るので、理解しながら、想像しながら読みますよね。楽器は、楽譜を読んだり、手や足を動かしたり、メロデイを聞いたりしながら、演奏するので、脳がフル活動します。ボードゲームも同様に、二手、三手先を考えながら行うので、頭を使います。これらの習慣がある人は、認知症のリスクが下がることがわかっています。本を読むのは、手軽に始められる趣味ですので、ぜひ意識してみてください。

 頭を使う習慣として、『1分間瞬読ドリル』もオススメです。1問1秒という制限時間で、ゆっくり考えれば分わかる問題を、1問1秒と、あえて時間制限付きで取り組むことで、脳を活性化させることができます。ゲーム感覚で楽しみながら、脳を鍛えて、認知症予防を始めましょう。

*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。