米民主党のティム・ウォルズ副大統領候補は21日、民主党全国大会での演説でハリス陣営の前向きなメッセージを示したうえで、分断を招いたドナルド・トランプ前大統領時代の次の「ページをめくろう」と有権者に呼び掛けた。ミネソタ州知事のウォルズ氏は「リーダーは人を侮辱したり、他人に責任を押し付けたりして1日を過ごしたりしない」と発言。「リーダーは仕事を成し遂げるものだ。あなたはどうか分からないが、わたしは彼らの次のページをめくる準備ができている」と続けた。ウォルズ氏は副大統領候補の指名受諾演説で、主に自分の生い立ちに言及。地方出身の民主党員であり、退役軍人である他、高校の教師やフットボールのコーチを担当したことに触れた。またトランプ氏や共和党の副大統領候補JD・バンス氏への批判も続け、両氏の保守的な政策案に関してはこれまでも多用している表現を再び使い、「奇妙」だと述べた。
ウォルズ氏が指名受諾演説「ページめくろう」
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