25歳で貯金ゼロでも1億円貯まる!
就職・転職、ひとり暮らし、結婚に出産。これから様々なライフイベントに向き合う20代は、今後の人生について考える機会が増える時期です。そんな中で、切っても切れない「お金」の問題に不安を感じている人も多いのではないでしょうか。
そこで、15万人を救った「お金の教科書」の最新版、『【新NISA・iDeCo対応版】20代のいま、やっておくべきお金のこと』(ダイヤモンド社)より、貯金・投資といった資産づくりの知識はもちろん、より豊かな人生をおくるためのお金の使い方・働き方についても、一部抜粋・編集してお送りします。
保険の入り方を間違うと大損! 月1万円の損は40年で480万円!
せっかく貯めたお金も、いろんな理由で引き出していたら増えない。
月3万円貯めていても、15万円×2回引き出したら1年後に残っているのは6万円。わたしが使うための「取り分け貯金」と将来のための「増やす貯金」を区別するのを勧めているのはこのためだ(このことについては、連載の別の回であらためて解説する)。
社会人は不測の出費にも自分で備える。医療保険(入院保険ともいう)に入るのはそのため。ケガや病気で入院した時の費用を、効率的に保険で準備する。
月2000円くらいの保険料を払っていたら、たとえば14日間入院した時、7万円とか10万円とかの給付金を受け取る(契約の種類による)。貯金を崩して入院費に充てなくていい。将来の計画がゆらがない。死んだ時に保険金が払われる生命保険もあるが、これは20代独身にはいらない。必要なのは医療保険だけ。
医療保険はネットで簡単に契約できる。オプション(特約)をつけると保険料が高くなるからつけなくていい。下の表が保険料が安い医療保険の1つの例だ。
※本稿は、『【新NISA・iDeCo対応版】20代のいま、やっておくべきお金のこと』(ダイヤモンド社)より一部を抜粋・編集したものです。