「イライラ」をぶつけても解決にならない

 こういったコミュニケーションが取れれば、子どもにとって「ありがた迷惑」だと感じられるような行為を嫌みなく減らすことができます。

 面倒ごとが増えるようなサポートでも、まずは「私のためを思ってやってくれたことなんだ」と感謝し、親の善意を受け取る言葉を返すことからはじめてみてください。それが要望を伝えるときのコツです。

 繰り返しになりますが、イライラする気持ちは痛いほどわかります。しかし、イライラをそのままぶつけても本質的な解決にはつながりませんので、頭の片隅に入れておいていただけると幸いです。