米共和党大統領候補のドナルド・トランプ前大統領が、近くのマコーム郡の選挙事務所に立ち寄り、ボランティアとピザを食べていたと知ったのは、ブライアン・パネベッカー氏が8月下旬に自宅のガレージで筋トレをしていた時だった。誰も自分に声をかけなかったことに激怒した。パネベッカー氏は自動車業界の労働者で構成される支持団体「オート・ワーカーズ・フォー・トランプ」(会員数1400人)を立ち上げた人物だ。先日のミシガン州グランドラピッズの集会で、同氏はトランプ氏のステージに加わった。パネベッカー氏は、地元の一部選挙指導者らが自分のような支持者を外すことで、デトロイト郊外で展開する「どぶ板」の選挙戦をすでに台無しにしているように感じていた。
激戦州ミシガン、トランプ氏悩ます共和党内の不和
一部の地元州幹部が選挙陣営の戦略を拒否
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