米財務省のジェイ・シャンボー次官(国際問題担当)率いる代表団は今週、中国製品が世界市場にあふれていることに対する米国の懸念を伝えるため、北京を訪れてハイレベル対話を行う。代表団は19、20の両日に、中国の高官らと対話する予定だという。米中の競争が激化する中で意思疎通を深めるため、両国政府は経済に関するワーキンググループを昨年設置し、今回が5回目の開催となる。グループには米連邦準備制度理事会(FRB)当局者も参加している。シャンボー氏はウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対し、「中国側と意見の一致する分野や異なる分野で、さまざまな経済的トピックスを話し合う弾力性のあるチャンネルを持つことが重要だ」と述べた。