相手を牽制する

 もうひとつは、強気な方向けですので、かなり限定的な方法です。陰口を言っている相手に積極的に挨拶しましょう。挨拶以外のことはしなくていいです。

 皆さんが挨拶をするだけで、相手は少なからず皆さんのことを意識します。それは「もしかして陰口がばれている?」という不安もそうですし、「陰口を言っている自分はなんてちいさい人間なんだ」と自らを顧みることもあるでしょう。

 要するに、挨拶ひとつが大きな牽制になるのです。あくまで「あなたのことは相手にしていません。気にしてもいませんよ」というのが自然と伝わればそれでOKです。

 私は、陰口が嫌いです。同時に我慢するのが大人という考え方もあまり好きではありません。大人であっても嫌な気持ちになることはありますし、我慢することでストレスを抱えることはあります。

 ですので、あくまでが真っ当な方法であれば、牽制することは悪いことではないと思います。相手の陰口をこちらも言うなのでどではなく、あくまで大人の対応として相手に牽制をする。これこそが、皆さんの心を守る方法です。

 ぜひ頭の片隅に入れておいていただけますと幸いです。