「認知症、ボケ予防に役立つ」「記憶力や思考力がアップし、勉強に活かせる」「頭の回転が速くなった」「本が速く読めて、判断スピードがあがった」「モチベーションの向上、習慣化につながる」「持続力が増して途中で投げ出さなくなった」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』に、超入門編が登場。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にアップ! シニアには認知症を防いで記憶力アップを、子どもには育脳・勉強脳に役立ち、大人には、仕事・家事などのパフォーマンスが向上! 今回は、6歳から100歳まで、問題はやさしくなり、効果が倍増した『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』で、脳をぐ~~~~んとよくしていきましょう!(取材・文/狩野南)
脳力の差ではなく、習慣の差
頭の回転が速い人は、瞬時に考え、瞬時に答えを出します。しかも、その答えが的確です。
・どんなときでも、自分なりの意見をわかりやすい言葉で伝える
・いま何をやるべきかをパッとイメージし、最も効率よく行なう
これらもすべて、頭の回転が速いからできることです。それを可能にするポイントは、やはり「スピード」です。
自分の頭の中にあるたくさんの情報の中から、一瞬で最適なものを選ぶためには、脳の「瞬発力」が必要不可欠です。
瞬時に答えを出す「瞬発力」「判断力」は、トレーニングすることで確実に鍛えられます。人には、それぞれ慣れ親しんだ「時間の感覚」があります。
じっくり考え抜いて答えを出すことをやってきた人は、何に対しても時間をかけて結果を出すクセがついています。
逆に短い時間で物事をパッパッと決めていく人は、すべてにおいて瞬時に決断することが当たり前になっています。
これは、脳力の差ではなく、習慣によるものです。
人間の脳は、環境に慣れるようにできています。時間をかけてやっていた人も、短い時間で答えを出す習慣をつければ、その時間が自分にとってのデフォルトになるのです。
1問1秒で行なう脳トレは、最初は「短かすぎる」と思うかもしれません。答えが出ないかもしれませんが、出そうと意識し続けることが重要です。毎日続けていくと、あらゆる答えを出すスピードが速くなっていきます。
誰もが「頭の回転の速い人」になれるのです。
*本連載は、『1分間瞬読ドリル 超かんたん!入門編』から一部抜粋、追加取材・加筆したものです。